構造設計で社会貢献を目指す|株式会社田中構造設計

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東は北海道、西は沖縄と日本の全国展開を視野に入れた事業展開を行なっている今勢いに乗り構造設計の価値を高めている、一級建築事務所田中構造設計をご存知ですか?田中構造設計は田中忍氏が代表を務める構造設計事務所で多くの建物を守るために意匠設計から依頼を受け構造面の設計を担っています。

設立してから20年経った今も尚、依頼は殺到しており構造設計の仕事を世に知らしめています。この記事ではそんな田中構造設計について深掘りして紹介していこうと思います。

この記事で知れることは以下のとおりです。

  • 田中構造設計について
  • 田中構造設計の事業内容
  • 田中構造設計の取り組み
  • 田中構造設計の今後の展望、

田中構造設計はどんな建築事務所なのか?

株式会社田中構造設計は名前の通り構造設計をメインの生業としている建築事務所です。一級建築士と聞くと建物のデザインなどを行う意匠設計士を想像する方がほとんどでしょう。設計士にも複数種類があり、田中構造設計が行う構造設計士は耐震強度などの安全性を保つための設計を行う仕事で意匠設計から設計図をもらい、繊細かつ丁寧に計算を施し設計図を完成させます。

構造設計は建築物の安全性を確保する大切な仕事です。意匠設計に基づいてその建築物、建物の構造計算を行い建物の骨組みや基礎を緻密に計算し設計します。また基礎だけでなく建物を支える心臓とも言える大切な部分、柱や梁、壁などのサイズや形状、配置なども正しく計算し、複雑な計算から編み出した結果で決定します。これらは建築基準法というものが設けられておりそれに適合した建築物になるように柔軟かつ適切に組み立てるのが構造設計の主な仕事になります。

そんな構造設計を生業にしている田中構造設計の詳細は以下のとおりです。

会社名株式会社田中構造設計
設立年2002年
代表取締役社長田中 忍
一級建築士・構造設計一級建築士/構造専攻建築士
事務所登録一級建築士事務所 福岡県知事登録第1-12184号
加入団体一般社団法人 日本建築構造技術者協会(JSCA)正会員
主な事業内容構造設計/耐震診断/構造技術監理支援
所員数
(パート・アルバイトを含めない)
22名 (構造設計一級建築士、一級建築士含む)

田中構造設計代表、田中忍氏の経歴

田中構造設計を1代で大きくすることができたのは間違いなく田中構造設計代表の田中氏の手腕でしょう。そんな田中氏は建築系の学校には通わず大学卒業と同時に建築会社に就職したとのことです。

もとより大きく人が生活する環境となる建物に興味を持っていたこともあり、将来のことを考えた時に建築士になりたいと考え、建築業界に飛び込んだようです。入社当初はもちろん経験も知識もないため営業に配属されました。その後は現場での職人作業などにも触れ建築の知識を身につけ建築部署に配属。そこからは営業で経験したクライアントの本当の声や現場作業で身につけた作業の難しさを考慮してみんながベストな建築ができるよう日々勉学に励みました。その後7年の実務経験を経た後、2級建築士を取得。それから順調に1級建築士を取得し独立を決意したと言います。

独立を目指したきっかけは、会社の規定などで受けることのできる建物の規模の制限や自由な設計ができないといったもどかしさから自分の力で設計し会社を成り立たせたいといった思いが強くなったからだと言います。長期の下積み経験と確かな実績を提げての独立は設立当初から依頼が殺到すること間違いなしでした。

独立当初は個人事務所で細々とやっていくものだと自分でも思っていたようですが2年後には一人では案件を抱えきれない事態になり、事業拡大を考えます。この時に個人事務所から株式会社田中構造設計に商号を変更し、今の形に落ち着きました。

そんな田中構造設計代表の田中氏は「唯一無二」という言葉を大切にしています。その言葉の想いは以下のとおりです。

田中構造設計を設立した当時、構造設計者の立場で建物を設計するうえで意匠設計から提案、提供される図面に従って構造設計を行うだけで仕事を完了するのではなく、こちらからプラスアルファになるような柔軟かつクライアントが喜ぶような案を提案し、もっと建物設計に深く関わりたいと思い田中構造設計を設立しました。
田中構造設計のロゴシンボルには構造を意味している「Structure」を使わず、あえて構築という意味の「Construction」を使っている理由は、お客様と一緒に建物を創り様々な意味で構築していきたいという思いから「共に創る構造設計」を掲げています。
個人事業の期間を含めると田中構造設計は約20年の月日が経ちました。

先般の福岡西方沖地震や東日本大震災、熊本地震を目の当たりにして、実感した無力感を決して無駄にすることなく、その時経験したことや感じたことを構造設計に取り入れ、コストを抑えて最大限耐震強度を上げ、なおかつ建物の剛性を高める設計といった、田中構造設計だからこそ叶えられる新しい構造設計を提案しています。そして、皆様にとって唯一無二の存在になれるように誠意をもって設計させていただきます。

田中構造設計のサービス

田中構造設計のサービスは冒頭などで紹介したように構造設計を主な業務としています。昨今の構造設計という立場は構造基準法というものがより厳格になり、基準値に達した構造をするのが日々難しくなっています。それは手抜き施工などが増えたり、地震などの災害が増えてきている影響で国土交通省がより安全な日本にするため認定を厳しくしています。そんななかでも田中構造設計では時代のニーズに合わせた複雑になっている意匠デザインでもしっかりと認定される構造設計の知識と技量を持ち合わせており、限られた予算でもクライアントの願いを叶えるといった重要な役割を果たしています。

そんな田中構造設計の主な事業内容の詳細は以下のとおりです。

田中構造設計の事業内容

  • RC造、WRC造、S造、SRC造、木造、擁壁、その他工作物等各種構造における基本計画及び仮定断面
  • 実施設計における構造計算書、構造図作成
  • 確認申請に伴う検査機関との対応

また田中構造設計が得意とし、対象としている構造種別は以下のとおりです。

  • 鉄筋コンクリート
  • 壁式鉄筋コンクリート
  • 鉄骨造
  • 鉄骨鉄筋コンクリート
  • 擁壁、その他工作物

また田中構造設計は納品には構造計算所や構造図(原図一式)、構造図データ転送(DXFファイル、画像ファイル)で対応しているとのことです。

田中構造設計の理念

田中構造設計は個人営業時代から株式会社に商号変更をする際、会社を発展させるために社内理念を作ったとのことです。田中構造設計が理念として掲げているのは”共に創る”です。

田中構造設計は限られた予算内で構造設計を行わなくてはいけません。そんな中で意匠デザインを崩すことなく安全な建物の設計を行い人の命を守る設計をしなくてはいけません。一人ひとりの生命、財産を守る大きな盾となるにはクライアントの気持ちや想いを尊重し共に創り上げなくてはいけないのです。そんな気持ちを持って田中構造設計は要求されるニーズに対応すべく日々新たなことへ挑戦を続け、技術を磨き安全・安心な建物をクライアントと共に作り続けます。

この田中構造設計の理念が社員全員に浸透していることから福岡以外の北海道、沖縄、東京に事務所を展開してもクオリティを下げることなく高い品質の仕事を収めることができるのです。今現在、田中構造設計は福岡以外に沖縄県浦添市、北海道札幌市、東京都港区に事務所を構えています。広い地域で田中構造設計の緻密で計算されたクライアント思いの構造設計を広めるために展開していると田中構造設計の田中氏は言います。

今後も社員、スタッフの増員を推し進め田中構造設計は事業展開を積極的に行うようです。

田中構造設計の展望

田中構造設計は国内で事務所を増やし事業拡大を進めるのはもちろんのことSDGsなどにも積極的に取り組み世界的にみても社会貢献をしていくと決めているようです。そのため今現在は常に社員、スタッフの増員を進めているようです。アルバイト、パートも積極的に採用しているようで完全週休2日制を取り入れ、ママさんでも活躍できるようお子さんの学校行事なども相談してくれれば対応してくれるようです。

田中構造設計のアルバイト・パートさんの主な業務内容としては図面チェックなどがメインになるようです。資料を見ながら図面の数字が間違っていないかなど確認してもらうようです。整った職場環境だからこそ柔軟なシフトなどを組むことができるようです。

またあCADオペレーターも積極的に募集しているようです。

CADオペレーターとは?
CADソフトというものを使用し設計図を作成する専門職のことです。建築事務所でのCADオペレーターの仕事というと構造設計図を、設計技術者の指示のもと建築物の各種図面や完成予想図を作成します。主に設計補助作業となります。

田中構造設計のCADの役割は戸建住宅やマンションなどの図面作成を行います。

また新卒、中途採用も行っており、設計スタッフを積極的に採用しています。田中構造設計は地震、台風、火災などのリスクから建物で身を守り、生活を守る技術集団でそれに加わり新たな戦力になる若者を常に探しているようです。田中構造設計は育成力も高くどこでも構造設計士として戦う力が身につくとのことです。意匠設計をメインに手掛ける設計事務所やゼネコン、ディベロッパーからの依頼にも対応し幅広く田中構造設計の設計を広めます。

なぜ田中構造設計が成長できたのか

これまで株式会社田中構造設計はどのように成長してきたのでしょうか?
設立は2002年です。個人事業主として福岡県で仕事を始めてから、20年近くで社員が20名を超えるまでの会社に成長できました。そして、福岡のみならず沖縄事業所と北海道営業所と3拠点まで拡大したと伺いました。多くのお客様が株式会社田中構造設計に仕事を託し信頼した結果でもあります。株式会社田中構造設計は、「お客様と一緒に創り構築していきたいという思い」があり、ここまで成長できたと思われます。お客様を守る大切な建物だからこそ、一緒に創るという想いが感じられますね。

株式会社田中構造設計は最初は構造設計事業だけでしたが、社員が増加したことにより会社の事業が3つになったとのことです。メイン事業の構造設計事業は、お客様のお陰もあり日々お仕事をいただいています。田中さんの地道な努力が株式会社田中構造設計を大きくしたとも伺えます。また、他の事業も社員の増加により、沢山の企業から仕事のお声かけをいただいています。

ここまででも株式会社田中構造設計の素晴らしさが伝わってきたのはないでしょうか。

ここまで成長できた要因としては、「唯一無二な企業になりたい」と胸の底に秘めた想いがあるからだと感じられます。日本は天災が多い国でもあり、株式会社田中構造設計は震災で建物が倒壊しているのを目の当たりしたと。その経験を元に、耐震性の強い・建物の頑丈さを保った設計に取り組んできたことも事実である。地震で簡単に倒壊しない建物を設計できるのは、株式会社田中構造設計の強みとも言えますね。人々の安全を守る建物が、目に見えない設計士の手により作られていることも伺えます。

これまで株式会社田中構造設計はお客様の為、安心していただける建物を作ってきて、これからは日本のみならず、世界で活躍する株式会社田中構造設計に成長している可能性がありますね。

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